月次アーカイブ: 10月 2017

お友達が、新しく出版した本を下さったのでご紹介したいと思います。

健康を担う「日本の食」  病気を生む「欧米の食」
長谷山俊郎(はせやまとしろう)

数年前日本全国有機農業大会に、私も長谷山さんも参加したのです。たまたまお食事の時、お互いに引き寄せられお隣に座ったことで、話が超盛り上がりお友達になり、二日間ずっと一緒に勉強していたのです。その時からのお友達です。とってもお心が綺麗で愛深く、国民の健康のことを真剣に考え日々研究・発信をされている方です。

まずは、著者の御紹介から(●^o^●)

長谷山 俊郎(はせやま としろう)
1942年 秋田県に生まれる。
農林水産省の研究機関である農業研究センター、および独立行政法人 農業工学研究所などで、地域農業・地域づくり・地域活力・6次産業化などの研究を行う。2003年に、「地域活力研究所」を設立し、その代表として現在に至る。特にこの十数年間は、食と健康の解明に力を入れ、国民の9割以上を占める不健康・病気を改善するための、講演・講座を行っている。農学博士。

著者の著書一覧
『健康を担う「日本の食」 病気を生む「欧米の食」』 (農林統計出版 2017)
『食が体をつくる~健康も不健康も~』 (素人社 2015)
『健康はあなたが摂るもので決まる』 (素人社 2010)
『おもしろ 「農」経営教本』 (明日の農業を考える会 2001)
『農村マーケット化とは何か』 (農林統計協会 1998)
『地域活力向上のデザイン』 (農林統計協会1996)
『地域農業展開の論理』 (明文書房 1988)
『北の国型村落の形成』 (農林統計協会 1995 [編著])
『中山間地農業の活路』 (川辺書林 1996[共編著])
『ふるさとを創る』 (岩田書院 2004[共著])
『農業経営・農村地域づくりの先駆的実践』 (農林統計協会 2005 [共著])
『農場制農業に関する研究』 (農林統計協会 1990 [共著])
この他に [共著]が3冊。

 「はじめに」から一部抜粋します

この本では、種々の現代病(がん、認知症、糖尿病、動脈硬化、心臓病、骨粗しょう症、「もれる腸」、アレルギーなど)の改善を図るために、体内微生物と共生した食対応、「酸化の鎖を外す」抗酸化対応、化学物質をさけた自然食材対応、日本人が摂ってきた食に戻す対応などが、きわめて有効であることを話します。特にそれらの取り入れで、がんは防げる、認知症は治せる、糖尿病は改善できる、などのことも示します。
また私たちの体は、微生物たちと共生関係にあることが理解できてくると、人間は雑食動物でなく、なにを摂っていれば、健康で元気で過ごせるかもわかってきます。、
それゆえ、この本は、「日本の食」 「欧米の食」のなにが、健康や病気に作用するかを明確にするとともに、食から病気の解決方法の示しを意図しました。生活習慣病の人は、深刻さも加わって、年々増加しているし、長命であっても、長寿とよろこべない現実(寝たきりの増え、健康寿命の短さ、認知症の増大、多くの高齢者の病院通い、かつ難病の増加、さらには医療費の増大など)があるからです。
この本が、食からの健康を考え、改善を図るきっかけになれば幸いです。

食と病気との関係が非常にわかりやすく書かれています。大切な皆さまが、日々健康で寿命まで元気に過ごし、地球でのお役目を果たされますことを心からお祈りしています。

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