国常立尊(くにとこたちのみこと)

「とこしえ」という言葉があります。
いろいろな説がありますが、「床石(とこし)上(へ)」= 岩の上にあって不変というとこから、永久の意味。
または「常 (とこ)+形容語尾+へ(方)」という解釈。

国常立尊(くにとこたちのみこと)・・・「床(とこ)=常(とこ)+立つ」 「タツ」は見えなかったもの、存在しなかったものが、下から 上に姿を現し、動き出すということ(風がタツ、煙がタツ、虹がタツ、音がタツ)だから、トコタチというのは「土台(大地)が姿を現し、動き出す」。

神は生命界を永遠に存続させるために、人祖「初代」伊邪那岐尊(男)と伊邪那身命(女)をお遣いになり、十九組の男女(めおと)を生産(うみ)育てになりました。そして、長男・長女を大丹生家(天皇家)とし、十八組を丹生家(天皇家の分家)とされ、大丹生家を中心として、十八家の丹生家がそれを支えてゆく、その御姿が聴区(きく)の御紋です。日ノ本の国の政(まつりごと)を行う国常立尊の元姿です。

 

日ノ本を守ってゆく最初の方々に「国常立」という名前をつけたということは、昔の人は「ト
コタチ」という語が、永久、安定ということをわかって、この国がそうなりますようにという
深い願いも込めて、そう名づけたのでしょうね。
そんな願いが込められているこの日本、地球をダメにしてはいけません。
宇宙が、今ここにいる私たちに全ての想いを託し送りだしてくださったことを思い出してください。今までにないこの地球の転換期この世界をいい方向に変えていけるのは、今、この世に生かされている私たち。ご先祖様や神々の想いをここで断ち切らないように、裏切らないように、人間の代表としてしっかりと役割を果たしていきたいですね。

 

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