尽くす

『最初の悟りとは「尽くす」ことです。

入り口にあるテーマは、「他者の苦を楽に変える」と言う事です。

実験サンプルは貴方自身の、身と心。

感じ尽くし、考え尽くし、味わい尽くし、語りつくし生き尽し、尽くして、尽くして、

燃え尽くす事です。

「生命(いのち)」を尽くせば、それを「死」と名づけます。「考え」を尽くせば、それを狂気」

と名づけます。

グルグル・グルグル・・・・・・生命の渦は廻ります。

避けて、避けて、避け切れる苦など、この世のどこにも在りません。

魂が身に宿り、生まれてきたのは、真っ白な灰になるまで生き尽くすため。

この世の全てに尽くすため。

身を尽くし、いつくしみ、尽くして、尽くして、・・・

魂の殻が破れるほどに、生命の水はしみ尽くす。

それでも生命は枯れ尽くす事はないのです。

生きなさい、生きなさい、生命よ!

生命は貴方が想っているほど華奢(きゃしゃ)じゃない。

貴方が畏れている「狂気も、死も」、生命に較べれば、それほどタフじゃないのです。

生命は、狂気や死より、ウーンと逞しく、出来ているのですから・・・。

もう、いいじゃないですか!

閉ざされた己れの生命の容れ物に こだわるのは、

小さい頭の生み出す考えに縛られるのは、

貴方の念(おも)いは今、

観ている彼(か)の生命(いのち)の内で生きるのですから。

貴方のこだわりが、貴方の生命を手元に留めておけるのは、

たかだか百年足らずなのですから。

畏れが幾ら強くとも、生命を留め切る事は叶わないのですから。

貴方は他者の中で生きればよいのです。

己れの身は「空(くう)」に還ろうとも、貴方が捧げた念(おも)いは、

他者の中で確実に生きるのです。

それが、この世とあの世の「事情」です。

貴方の「都合」に基づいた想いは、せいぜい貴方の身の内でしか自由になりません。

相手も貴方も「なるほど」と、うなづけるのが「事情」です。

貴方が貴方の想いや身を、手放してもよいと決めた時、

生命この世と言う「事情」の場で、ウーンとタフになるのです。

みをつくし、いつくしみ、他者の心に香(か)は しみ入る。

この「つくし」「しみいる」「よかれ」の「行」を、「布施(ふせ)」と言います。

そして、あなたに代わって、元気に子等(こら)の生命(いのち)が遊びます。

栴壇(せんだん)の香(こう)の身を焼く功徳(くどく)の舟はたどり着きます彼(か)の岸へ

自ら灯した香(こう)なれば、

静かに念(おも)いが薫ります』

 

 

 

自ら学ぶ・「閃き」を大切にする、「浮かぶこと」が宇宙意識と繋がる基本です。 聞いたことをスタートにすると、人の心に依存が生まれます。 依存は弱さです。次に迷いが生じます。そして、疑いが生じます。 そして、詮索し始め、争いの元となるのです。

「無師智」が宇宙との交信の基本です。 それにはアンテナを磨きます。 六根清浄です。 簡単に言えば「純粋・優しい・逞しい(静けさ)」を同時に保持するのです。 この3つ又音叉が共鳴します。 第一番目に強磁性の証として、正しければ「たまたま現象」が起きます。 その時に感謝するのです。 次によりミクロに近づくために、純粋さの精度を上げるのです。 夷(仄か・ほのか)、奇(僅か・わずか)、微か...「夷奇微(いきび)」です。 急がないこと。特急に乗っていては、景色は流れてしまいます。純粋さの精度を上げるためには、何事もゆっくりと感じる事が不可欠。

純粋・優しい・逞しいを同時に保持し 尽くして 尽くして 尽くし切る人生にできるようこれからも精進したいです(^^)/

 

KONICA MINOLTA DIGITAL CAMERA
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