「玅」なる「法」

数日前は、岡崎市 龍城神社境内地で開催される夏祭りを仕切るという依頼を宮司さまからいただいた為、音響・舞台・照明・机・ベンチ・椅子・太鼓などを一日かけてセッティングするお仕事をさせていただきました。やぐら下にもぐり15台ほどのマイクの配線を引いたり、いくつもの照明を取り付けたり、毎回やっていてもいろいろな出会いもあり新しいことの発見だらけで面白いしいい勉強になります。

御存知のように岡崎城・龍城神社は徳川と縁が深い地であり、何故か?私も若い頃から御縁をいただいていました。小さい頃は徳川のご先祖様である松平氏の墓に囲まれ育ち、その後も龍城神社の宮司様に御縁いただき、その息子さんも私の教え子であり、そして、兄も何故か?別ルートで宮司様と御縁が結ばれ、宮司様から直接音響・夏祭りを仕切るお仕事をいただくようになりました。神々の見守りの中で祈りながらお仕事をさせていただけるのは本当にありがたいことです。

岡崎と言ったら、八丁味噌。 この八丁味噌だるを使い葵の御紋が入った大きな太鼓が今回デビューしました。8人ぐらいでやっと持ちあげることができるぐらいの重さで、非常に立派な太鼓です。私も運ぶお手伝いしました~(*^^)v

この葵の御紋である「葵祭(あおいまつり)」についてなのですが、京都にある上賀茂・下鴨神社は、今から2700年ぐらい前の饒速日(にぎはやひ)天皇の御代、九州より神倭伊波礼古尊(かむやまといわれひこのみこと)が東征して、大丹生家(おにゅうけ)=天皇家・丹生家を制圧してし神武天皇として即位しました。しかし、全く丹生家の方々を無視することは出来ない為、少しでも協力してもらいながら神武政権に移行していこうと下手に出て、神武天皇より三代目の天皇の頃に、石槫(いしぐれ)に在る賀毛(かも)神社に真似て建設。このようにして、神武派と天照派(丹生家)の人々が一同に会して行った祭りが、「葵祭」だと言われています。

祭りは「神事(しんじ)」
「神事」は「心事(しんじ)」であり「真事(しんじ)」なり
「心事(しんじ)」で留まらず「信じ」ることにより
「真事(しんじ)」を為し
困った時の神頼みにならぬよう
日々の「行事(ぎょうじ)」として「行(ぎょう)じ」よ
これ神惟(かんながら)
「妙法」なり
「玅」なる「法」
即ち「最高の真理」なり

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